hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

2010-01-01から1年間の記事一覧

本屋で みつけた いくつか。

本屋で 本を さがすのが しゅみです。こんな本が でてる、こんな本があったのか。そういうかんじ。 そういうことを やっていると、かわないけど、よまないけど、いい本だなあ、おもしろそうだなあという本を みつけます。たとえば。 レベッカ・ソルニット『…

本が でました: かどや/あべ編『識字の社会言語学』生活書院

かどや ひでのりと共編著を だしました。 「識字」と「非識字」を どのように認識するかという問題、日本の識字率に まつわる幻想について、文字を かくということ/よむということの身体性と社会性について、識字運動を 障害者運動や障害学の視点から とら…

狩猟民族じゃねえ、狩猟採集民じゃい。

本田重道(ほんだ・しげみち)『なぜ、私の歳をきくの? 年齢不問社会の提言』飛鳥新社 うえの本を よんでいたら、くだらないことが かいてあったので批判します。 本田は、「年齢」という かんがえかたの起源について想像を めぐらせ、つぎのように かいて…

字が よめない ひとでも バスに のれるためには?

研究会などで定期的に問題提起していることがあります。それは、文字が よめない ひとでも 安心してバスに のれるようにするには、どうしたら いいのだろうかということです。こたえは いろいろ あると おもいます。ひとつじゃないと おもいます。ひとつだけ…

とおざけんといてくれ。

介護職とボランティア。 - hituziのブログじゃがー 介護職の あなたへ。 - hituziのブログじゃがー いいトラックバックを もらったので、うえの つづき。 わたしの話からみんなの話につなげたいのだけどうまくいかない - Irony Fool id:HitTheSupportersBull…

介護職の あなたへ。

介護職でも、看護師でも なんでも いいけれども。ケア労働者へ。 ありたい わたし。期待されている わたし。そういう理想像が かたほうに ある。 そして、そうでは いられない わたしが いる。そのとき、ひきさかれるように、つらくなってしまう。そういうこ…

たすけない。孤立させる。そんなテストは もう いらない。

テストは なぜ、ひとりで こたえないといけないのか。たすけあっては いけないのか。わからないところを おしえてもらっては いけないのか。「カンニングは いけない」とか、うるせえ! わからないとき、わからないと いう。おしえてほしいことを、おしえて…

「当事者」を 尊重しつつ、依存しない。

当事者の意見を 尊重する。当事者の声を きく。だいじなことですよね。その当事者が 社会的に排除されてきた 現実があるなら、きちんと はなしを きくことから はじめないといけない。 いろいろな社会問題が あるなかで、これは ゆるせないと感じ、その問題…

なぞなぞ。

ここに、箱いっぱいに 豆が はいっています。箱を ひっくりかえします。ばらばらばらー。豆が ぜんぶ おちちゃいました。 さて。 さあ。豆にも 箱にも さわらずに、豆を ぜんぶ 箱に もどして! どうすれば いいと おもう? かんがえてみて。 こたえは こん…

むかしのように。

17才くらいのころから 25才くらいまでの あいだ、いろんな本を よんだ。それが だんだん よまなくなっていった。本は あつめても内容を チェックするだけで、よみこむことが なくなった。文章を かくために よむだけになって、1冊を ぜんぶ よむことは ほと…

介護職とボランティア。

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20101022/1287712210 社会貢献活動というと、たいていある種のボランティア活動を指す。たとえば介護ボランティアなんかがあるが、これが素人のボランティア程度ではさっぱり役に立たず、現場に迷惑をかけるばかりというのはよ…

フィリピンについての本。

『顔の見えない定住化―日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』 名古屋大学出版会という本を しっていますか? よく まとまった本です。 ふと感じたのです。日本で くらすフィリピン人についての本は なにか いいのが ないだろうかと。 とりあえず、…

おそろしい施設―学校(熱中症について)。

9月になっても あつい。気温は30度を こえているどころか、40度に ちかい。あぶない。 熱中症の予防に必要なのは、あついところから すずしいところへ移動すること(冷房をつけること)。水分を補給すること。その ふたつでしょう。 水分補給といっても、た…

責任の分散とリーダーシップ。

だらだらと。結論もなく。なんとなく。 3人くらいで しらない まちを あるいていて、みちに まよってしまうことがある。安心してしまうからだ。たぶん、だれか、みちを ちゃんと えらんで あるいているんだろうと。 責任の分散って、社会心理学の実験で指摘…

「人件費削減 研修生」で検索してみた(読書案内/制度改正について)。

安田浩一(やすだ・こういち)『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』光文社新書。 この本は とても充実した新書で、しっかり取材して文章にしています。前半の第一部は中国人研修生について、後半の第二部は日系ブラジル人についてです。 ケン・ローチ監督 映画…

スラジュさんのことを かんがえるために(強制送還についてのリンク集)。

ガーナ人が強制送還の機中で「制止」されて「ぐったり」して「死亡が確認」された件についてガーナをふくむ世界のひとびとのコメント - ニートのあした ちょっと、それって・・・: ある男性の死 http://www.bochao.jp/article/13683529.html 強制送還中 ガー…

「ともに地域で暮らしたい」心神喪失者等医療観察法に反対する全国の集い in 京都。

2010年7月25日の日曜日に、集会があります。 「ともに地域で暮らしたい」心神喪失者等医療観察法に反対する全国の集い in 京都 にちじ:2010年 7月25日(日)午後1時から4時 場所:京都府部落解放センター(京都市北区小山下総町5-2) 交通:京都市営地下鉄 …

言語学習のユニバーサルデザインを!

わたしは いま、京都で月2回 朝鮮語を おしえています。「言語学習のユニバーサルデザイン」というテーマに直面しています。以前から そうですが、テキストの字が老眼で みえない、みえづらいということが ある。言語学習は、目が よく みえるひとだけが す…

紹介:かどや ひでのり「じゃんけんのユニバーサルデザイン―構造的差別に視点をおいた人権教育実践」

じゃんけんのユニバーサルデザイン - hituziのブログじゃがー 「じゃんけんのユニバーサルデザイン」実写版。 - hituziのブログじゃがー わたしが このブログに かいた おもしろ文章のアイデア(うえにリンクした「じゃんけんのユニバーサルデザイン」)が人…

なぜ 「あべちゃん」なのか。

こどものころから、あべちゃんと よばれてきた。「あべっち」や「べっち」、「じいちゃん」などという あだなもあった。けれども、ずっと よばれつづけているのは「あべちゃん」。 わたしはずっと、ちゃんづけで よばれるのは、わたしが かわいいからだと お…

リンクの はりかたについて おしえたげるよ!

たんじゅんな はなしだよ。つぎのふたつを くらべてみてね。 ひとつめ。 手話については、何度か このブログで記事にしたことがある(こちらとこちら)。 ふたつめ。 手話については、何度か このブログで記事にしたことがある(「「世界に一つだけの花」に…

おからの ポテトサラダ風。

豆腐屋さんで おからを 50円で かってみました。ポテトサラダ風にして、スライスして かるく やいたフランスパンに のせて たべました。おいしい! フライパンで、ニンニク、みどりの野菜を いためる。 おからを どーんと いれる。まぜる。水をたす。豆乳を …

かわいてしまったパンを 料理する。

かわいたパンは、クルトンにするというのがありますが(参考:クルトン - ウィキペディア)。 きょうは、きりぼし大根のキムチと ししとう、小松菜と いためてみました。 いいかげんな手順。 フライパンをあたため、油をしく。 きりぼし大根のキムチ、ししと…

紹介「2010 世界難民の日 関西集会」(6月20日)。

6月20日の日曜日、大阪市 住まい情報センター3階ホールで12時から15時15分まで、「2010 世界難民の日 関西集会」があるそうです。資料代 1000円(学生500円)、1ドリンク付ということです。 2010年世界難民の日・関西集会 集会案内 くわしくは、うえのサイト…

紹介『私の声が聞こえますか―認知症のある人とのコミュニケーションの可能性を探る』。

マルコム・ゴールドスミス『私の声が聞こえますか―認知症のある人とのコミュニケーションの可能性を探る』という本を ゆっくり よんでいる。いい本だ。 去年 かいた論文が「言語という障害―知的障害者を排除するもの」『社会言語学』9号というものだった。問…

2010年 4月6日 宮下公園「ニートはジャズ」ライブ映像。

社会運動を うたいあげる音楽集団「ニートはジャズ」は、2010年 4月6日に 東京 しぶやの 宮下公園でライブをしました。 ユーチューブ(YouTube)にライブ映像を公開したので、おたのしみください。字幕つきです。 参加メンバー: さるとら=id:sarutora(電…

おわりと はじまり。

2007年の3月の なかごろ。1月に せっかく就職できたのに 3ヶ月の契約ということになってしまったので、ハローワークに いった。 ハローワークで条件をしぼって検索すると、語学学校で朝鮮語を おしえる非常勤の しごとと、福祉の しごとが あった。講師のほ…

『月刊イオ』2010年 5月号。特集「差別なき高校無償化を」。

『月刊イオ』2010年 5月号(特集「差別なき高校無償化を」)に、「民族教育を平等に」というエッセーを かきました。40-41ページ。 5月号も、いつもどおり充実した1冊にしあがっているので、ぜひ よんでみてください。 わたしの「民族教育を平等に」という文…

とーきょーに おでかけ。

ひさしぶりに とーきょーへ。4月3日から6日まで。 そーいえば、ちょっとまえに岡山県の総社(そうじゃ)市に いってきました。市役所に いってみたら あれこれ おもしろい はなしが きけました。ことしは地方自治体の いろんな とりくみに注目するつもりです…

国籍差別/民族差別を なくすための読書案内。

わたしが問題にしたいのは、「「日本人(ヤマト人/和人)」であること」ではない。問題は、属性にあるのではない。どのように行動するのかが とわれるべきだ。 日本社会において「民族的な多数派」に「属しているだけ」で批判されるべきではない。だが、こ…