hituziのブログじゃがー

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避難所生活とは なんなのか(今後の見通しをしめすことが大切)。

2024年1月1日におきた能登(のと)半島地震

能登半島のあちこちの道路が地震で破壊され、船着場も地震で隆起して船の着港が むずかしいという。地震で たくさんの木造の家が崩壊し、さらに津波や土砂くずれ、火災によって家をうしなった ひとが たくさん いる。家族をうしなった ひとも いれば、大切な ひとが みつかるのをまっている ひとも いる。

1月1日の大地震や大津波で避難所に にげこんだ、余震もあるから避難所のほうが安心だ、そういうことで避難所生活が はじまる。それは理解できる。しかし、この真冬に、北陸で、インフラも不十分な状態で避難所生活をつづけるのは、ほんとうに しんどいのではないだろうか。

水だ食料だ、とどけろ とどけろというのも大事でしょうけど、身体と心の回復も かねて、ホテルなどでの生活を被災者に保障することはできないんでしょうか。余震が つづくなかで、さむいところで食事をしたり、トイレしたり、睡眠をとることは、しんどいはずです。

いつぐらいに道路や水道が復活する、いつぐらいに港が復活する、いつぐらいに仮設住宅ができる、ひっこしなどの生活再建のために どんな支援がある、そういった今後の見通しを被災者にしめすことが政治やメディア、さらには市民社会の役割だろうと おもいます。

衣食住だけが保障できれば いいのではなくて、情報を提供すること、横の つながり(つまりはコミュニティやコミュニケーション)が断絶されないように いろんな回路を提供すること。それさえできなければ、あかるい未来はイメージできない。そんなふうに感じます。人間の性質をしっかり理解した対応を希望します。