2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
きのうね、ひさしぶりに「じゃんけんのユニバーサルデザイン」を よみかえしたんですよ。もうね、わらったね。おもしろいよ、これ。いつかまた、こんな記事が かけたら いいなあ。 あらゆる自由が ゆるされたとき、ひとは とてつもない限定に であいます。そ…
大学生のころ、テレビを よく みていた。よるは、いつも「ニュース23(ツースリー)」を みていた。筑紫哲也(ちくし・てつや)さんが なくなった。ちくしさんは、23や『週刊金曜日』で漢字について保守的な態度を とっていて、しばしば わたしは いやーな気…
先週、おかやま県 くらしき市にある 水島(みずしま)に いってきました。どんなところかは、水島 - ウィキペディアを みてください。 水島臨界鉄道というのが あったのですね。しりませんでした。倉敷(くらしき)駅から すこしだけ あるけば、臨海鉄道の倉…
ダビッド・ベー『大発作―てんかんをめぐる家族の物語』明石書店。 フランスのマンガです。ダビッド・ベーさんは けっこう有名なマンガ作家らしいです。 おおきな本で、400ページちかくある。白黒の世界で、主人公には てんかん発作のある あにと、いもうとが…
回想法を めぐって。 - hituziのブログじゃがーの つづきです。 去年だったでしょうか、わたしは あるとき いわゆる「特別養護老人ホーム」に 見学に いきました。のんびりした時間が ながれていて、職員さんが いそがしく かけまわっているということも な…
三好春樹(みよし・はるき)「回想法よりも回想につきあえ」『ブリコラージュとしての介護』雲母(きらら)書房 三好さんの『ブリコラージュとしての介護』は名作だと おもいます。なかでも「回想法よりも回想につきあえ」というエッセイは、とても共感しま…
わたしは、福祉の しごとと、語学の講師を しています。 きょうは研修を うけました。なれない環境で すこし緊張しながら、時間が すぎていきました。おわりの1時間ほどは、ゆったりさせていただきました。 そこで、ひとりの職員さんが いっておられることに…
だれもが 漢字という不安を 感じている。まちがったりしないか。わすれてしまうのではないか。その不安を、だれかを わらうことで解消することはできない。 たとえ だれかを わらっても、うちけせない不安に 苦笑しつづけることに なるのだ。「漢字」という …
部首って、なあに。 - hituziのブログじゃがー うえの記事は、おまけ程度のものでしたが、おゆるしください。つぎのような文章を サイトにのせましたので、ご紹介します。 漢字の筆順をめぐって―学校教育を批判する 世間は 3連休らしいのに 土曜日しか やす…
わたしは「正しい」という ことばに 敏感なのです。社会言語学の名著に『「正しさ」への問い―批判的社会言語学の試み』三元社というものが ありますが、まさに! それが社会言語学の使命だよ!と おもってしまいます。 ほかにも、たとえば安田敏朗(やすだ・…
規範は ふたつに分類できると おもいます。ひとつは、できあいの規範。もうひとつは、つくられつつある規範。 いいかえると、独裁の規範と、民主主義的な規範。 独裁の規範は、日常的ファシズムによって、社会の すみずみまで いきとどいています。そして、…
緒方正人(おがた・まさと)『チッソは私であった』葦書房(あし しょぼう) ひとことで いえば、おそろしい本です。すばらしすぎるという表現が ゆるされるならば、最大限の ほめことばとして、さしだしたい おもいが します。 言葉にすればたったの三文字…
わたしは うんこと なかよくやってます。たくさんの うんこ。いろんな うんこ。ひとは たべたら、うんこが でます。 黙って他人のうんこの臭いを嗅ぐのも重労働 - いちヘルパーの小規模な日常 ケア労働について ブログを かかれておられる id:sugitasyunsuke…
「ありがたい」ということ。 - hituziのブログじゃがー うえの記事は、あたえることには 意識的。うばいとることには 無自覚。 - hituziのブログじゃがー の 続編として かいたものですが、ひとつ理論的 背景が あります。それは、「ありがたい」ということ…
きょうは、ふたつの「ありがたさ」について。 集団主義をこえて、世界をいきる - hituziのブログじゃがー うえの記事で、定住朝鮮人の かたの つぎのような ご発言を 紹介しました。 韓国に いって同胞(在日)だと いうと、なんだ ことばも しゃべれないの…
あのー、韓国でも 2003年に『韓国語が なくなるとしたら』って本が。 - hituziのブログじゃがー 問題を 解決するのは、「なにか」が 幻想であると指摘することでは ない。なんであれ、それが 幻想だと指摘し、固定観念を ひっくりかえすことは、ほんのスター…
シ・ヂョンゴンほか 2003 『韓国語が なくなるとしたら―2023年、英語植民地 大韓民国を いく』ハンギョレ新聞社。 写真に うつっているのは 友人の やすえさんです。手に『韓国語が なくなるとしたら』という本を もっています。韓国に いくたびに、たくさん…
ひとりで あるいたり、ふたりで あるいたり。たくさんで あるいたり。 いちにちめ。ならを あんない していただきました。 ラディカルウォーキング・ツアー!@なら - はにかみ草 なまえが ついている(笑)。 ならまち文庫 古書喫茶「ちちろ」 すてきな 古…
わたしは オダギリジョーが すきだ。たくさんの ひとが オダギリジョーを すきなので、オダギリジョーは 映画に たくさん でている。だから まだまだ いっぱい おたのしみが のこっている。いいことだ。 東京を 散歩する 映画だとしか しらずに 『転々』を …
なんか、いろんな はなしを ちゅーとはんぱな 文章にしているわけですが、最近 おもうのは、ごく みぢかに あることに、きちんと むきあっていきたいなということです。 あれやこれやに はなしを ひろげるのも たいせつなのですが、なにかと きちんと むきあ…
どけー いくんならー。 ならに いくんじゃー。 (どこに いくの。ならに いくのよ。)
アメリカのロサンジェルスを 舞台にした映画です。人種差別を テーマにしています。ぶつかりあうことで、うちとけていくという ものがたりです。なにが すばらしいって、エンドロールの「出演者の配列」です。ほとんど すべての映画では、主役から順番に 出…
オーウェルの評論集が 平凡社ライブラリーに あります。いまは うりきれの状態です。古本で さがすしか ありませんが、ともかく『水晶の精神 オーウェル評論集2』は いい本だと おもいます。 7ページほどのエッセイの「復讐の味は苦い」を よみなおしてみま…
わたしは、知的障害者の施設で しごとを しています。きのうは当直でした。2時間くらいは ねむりました。けれども、ずっとずっと かんがえごとを していました。決着が ついたのか。結論は でたのか。なにも わかりません。 わたしは ゴフマンの『アサイラム…
てを さしだして。 そのときが くるのを まっている。 じゅんびが できるのを まっている。 ただ つったって まつんじゃなくて。 てを さしだしてみる。 まだかな。もうすぐかな。 まるで がまんくらべを しているみたい。 もちろん、そんなつもりは ないの…