hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

ラテックスアレルギーと診断された。

親知らずを抜歯するために入院する(5泊6日)。全身麻酔の手術になる。歯ぐきを切開するし、縫合もするらしい。となりの歯も抜歯しないといけないらしい。いやだ。手術の準備として麻酔科の説明をうけたりしたのだけど、体や病歴などについて ききとりをされ…

避難所生活とは なんなのか(今後の見通しをしめすことが大切)。

2024年1月1日におきた能登(のと)半島地震。能登半島のあちこちの道路が地震で破壊され、船着場も地震で隆起して船の着港が むずかしいという。地震で たくさんの木造の家が崩壊し、さらに津波や土砂くずれ、火災によって家をうしなった ひとが たくさん い…

アクアポニックスについて(魚で野菜をつくる)。

2020年の12月に野菜の再生栽培をはじめた。再生栽培とは、スーパーで かってきた小松菜やミツバ、ネギなどを水や土で再生させて もう一度(あるいは、しばらく)たべたりすることをいいます。豆苗が有名ですね。根っこが あたらしく はえてくる野菜が いいで…

『増補新版 ことばのバリアフリー―情報保障とコミュニケーションの障害学』

hituzinosanpo.hatenablog.com2015年に出版された『ことばのバリアフリー』ですが、2023年10月に増補新版が でました。初版部分をわずかに修正し、以下の内容を追加しました。 増補 第7章 漢字のバリアフリーに むけて 1. はじめに 2. 漢字をよむということ―…

くだものを そだてる。

岡山市の実家で、いろいろな果樹の苗木(なえぎ)を うえつけた。種からも そだてている。種から 植物を そだてることを「実生(みしょう)」という。 実生で苗を そだてて、市販の苗木の穂木(ほぎ)を 接木(つぎき)すれば、質のいい果樹を いくらでも ふ…

中国の おすすめフォーク(民謡)/シンガーソングライター。

2019年の1月から台湾の音楽を あれこれ きくようになった。むかしは動力火車(Power Station)と周華健(ジョウ・フアジエン)くらいしか しらなかったのに。伍佰(ウーバイ)、茄子蛋(チエズダン)、蘇打綠(Soda Green)などなど。ホーロー語(いわゆる台…

中年層に おすすめする韓国コンテンツ

「アイドル」とか『愛の不時着』とかではない韓国コンテンツについて。もちろん「中年層」でなくても たのしめるものばかりを ご紹介。 ドラマ むかしから韓国ドラマが すきでなかった(映画は すきでしたよ)。感情表現が過剰なセリフまわしが苦手だった。2…

新型コロナウイルスと ことばのバリアフリー(医护人员如何追求语言无障碍)。

2015年に、『ことばのバリアフリー 情報保障とコミュニケーションの障害学』という本を かきました。hituzinosanpo.hatenablog.comhituzinosanpo.sakura.ne.jp その内容と相通じる活動が、新型コロナウイルスの治療に とりくむ中国の医療現場でも みられるよ…

記録すること、ふりかえること(3月1日に、2月1日の武漢を)。

hituzinosanpo.hatenablog.com うえの記事で紹介した武漢のユーチューバーの動画で、3月1日に ふりかえってみたいものがあります。涛鸡公(タオジーゴン)さんの つぎの動画です。武汉封城第十天 再居家隔离四天结果会如何 武漢が閉鎖されて10日めだった2月1…

京都に きて10年。40才になり。

あー。なんか、ひさしぶりにブログ かいたですわ。「はてなダイヤリー」から「はてなブログ」になって、なんか ひさしぶり すぎて よく わからない。ブログ かくのって、たいへんすぎない? なにこれ。京都に きて10年になるんですわ。びっくり。2011年度か…

新型コロナウイルスと ユーチューブ(疫情之下的YouTube)。

新型コロナウイルス(新型冠状病毒)がニュースを さわがすようになって、つまりは「人から人への感染(人传人)」が指摘されるようになって、中国の情報を あれこれ みてきました。わたしは中国で生活したことはないし、Weibo(微博)のアカウントもありま…

「この社会が うみだした」ということについて。

なにか事件や問題が おきているとき、これは特殊なことではなくて、あのひとたちだけの問題ではなくて、この社会が、この国の政策が ひきおこしたのだ、と論じることがある。背景にあるものを よみとくということは大事だと おもう。じっさい、背景というの…

せきこむ ひとの そばで。

京都で 介助の仕事を するようになって、もうすぐ 6年になる。まあ、いろいろあるわね。 ほかの介助者が していることを みていると、「わたしは やらないなあ」ということがある。たとえば、せきこんでいる ひとの背中を さする。わたしは しない。意味が …

集団の とらえかた。問題の とらえかた。

「日本人」にしても、なんにしても 人間を 集団で くくるとき、そのカテゴリーというのは ひじょうに あいまいなものである。明確に 線を ひけるものではない。けれども、なにか必要や目的があって、人間を 集団で くくることがある。たとえば、多数派と少数…

自分なりの基準と、他人への まなざし。

だれもが 自分を 基準にして ものごとを かんがえる。だれかのことを 自分の基準で 評価する。 なにか社会問題について議論するとき、「あの人は体制に迎合的だ」「同化している」というふうに発言することがある。自分は そうではない、ほかの ひとたちは …

本が でました:『ことばのバリアフリー』生活書院

単著が でました。税込みで 2160円です。 あべ・やすし『ことばのバリアフリー 情報保障とコミュニケーションの障害学』生活書院 これまで かいてきた論文4本や、このブログで かいてきたことなどを 整理して まとめました。くわしい もくじは うえのページ…

はなしが ちがうじゃないか!(研修生制度も、わかりやすいニュースも)

社会のなかで流通している情報というものは、そのままでは わかりにくいことが あります。ことばづかい、内容そのものが むずかしい。あるいは、文脈や背景の知識がないと わかりにくい。そういうことが あります。そこで、情報を みんなに とどけるために、…

限定して可視化すること、あえて限定しないこと。

本屋が すきです。どんな本が でてるか チェックするのが すきです。いきがいです。ひたすら 気になった本を はてなブックマークに 記録するのが だいすきです。 おともだちの すぎむら なおみさんが また本を だしてて。 すぎむら なおみ/えすけん『はなそ…

勝手に 定義して、他者の民族性を かたることの問題。

坂口安吾(さかぐち・あんご)のエッセイに「日本文化私観」というのがある。 伝統と生活と。ブルーノ・タウトは、日本を 訪問し、日本の あれやこれやが うつくしいと いった。その あれやこれやは、いわゆる伝統というやつだ。安吾は、生活が大事だと いっ…

「言語学習のユニバーサルデザイン」

4年まえに、言語学習のユニバーサルデザインを! - hituziのブログじゃがーという記事を かきました。これを みてくださったのだと おもいますが、『日本語学』という雑誌の編集部から原稿依頼を いただきました。「福祉の言語学」特集むけに、「言語学習の…

紹介『マイノリティの社会参加―障害者と多様なリテラシー』

佐々木倫子(ささき・みちこ)編『マイノリティの社会参加―障害者と多様なリテラシー』くろしお出版 という本が でました。わたしも かいています。 「情報のユニバーサルデザイン」 編者の佐々木倫子さんは、この本が どのような視点から つくられたものな…

「社会参加」と「社会的排除」。

社会参加は、社会的排除の反対語。そういう とらえかたで、ほんとうに いいんだろうか。 マイノリティの社会参加を すすめるというのと、社会的排除を やめる、あらためる、あるいは 社会的排除を 批判するというのとでは、やっぱり意味あいが ちがってくる…

紹介『「やさしい日本語」は何を目指すか』

庵功雄(いおり・いさお)/イ・ヨンスク/森篤嗣(もり・あつし)編『「やさしい日本語」は何を目指すか―多文化共生社会を実現するために』ココ出版 という本がでました。わたしも かいてます。 「情報保障と「やさしい日本語」」 関連記事: 『識字の社会…

学習権と教育権と。

わたしは、学校教育じゃなくて、学習支援で いいじゃんと主張することがある。いつでも、どこにいても、何才でも、だれもが学習できる。それが大事なんだと。 こどもを 学校に いかせるというのは、親にとっては託児所に こどもを あずけるという意味もある…

「みなし再入国」制度は詐欺の手口だ(追記しました)。

日本で生活している外国籍の人が日本から出国するとき、「再入国許可」を とらないと、それまでの在留資格をうしなってしまうという問題があります。そして、その再入国許可というのは、お金をはらって、地元の地方入管(住居地を管轄する地方入国管理官署)…

朝鮮学校を高校無償化政策から排除することに反対するパブリックコメント。

やねごんさんが「いわゆる「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対するパブリックコメント」という記事を かいています。ていねいですね。わたしもパブリックコメントを かきました。 朝鮮学校を高校無償化政策から排除することに反対します。以下、その理由…

小説『百万円と苦虫女』。

映画の『百万円と苦虫女』は数年前に みた。さっき、小説版を よみおえた。 100万円 たまったら、しらない まちに ひっこしする。そういう はなし。 つよく共感するところがある。むかしから「世捨て人」、「移民」、「インキョ」という ことばに ひかれてき…

「障がい」表記について。

去年、たくさんの ひとたちと共同論文を かいた。まだ査読まちなので、論文として掲載されるかどうか きまっていない。なので、共同で原稿を かいたというのが正確。そのとき、障害の表記を「障がい」にしたいという意見が複数でた。それについて反対意見も…

窓口としてのブログ。

ブログでは、おひさしぶりです。ずっと課題を こなしつづけている状態なので、ブログを かく余裕がありませんでした。あと1ヶ月くらい いそがしい毎日が つづきそうです。 はてなブックマークは、ずっと つづけています。 あと、サイトに つぎのような文章を…

経口補水液を のんでみた。

まえに、「おそろしい施設―学校(熱中症について)。」という記事を かきました。 これから夏になることだし、だいじなことを かきます。 『Jin - 仁』というドラマ、けっこう人気だったので、ご覧になった ひとも たくさん いらっしゃるでしょう。あのドラ…