hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

小説『百万円と苦虫女』。

 映画の『百万円と苦虫女』は数年前に みた。さっき、小説版を よみおえた。


 100万円 たまったら、しらない まちに ひっこしする。そういう はなし。


 つよく共感するところがある。むかしから「世捨て人」、「移民」、「インキョ」という ことばに ひかれてきた。かえるところがあるという安心感があるからこそ、そんなふうに おもえるのかもしれない。ほんとは気楽なものではないはずなので。安易に ひかれるようなことではないはずなので。


 こどものころから、めんどくさいことが きらいだ。なにもかも、「めんどくさい」で かたづける。やりたくないことはしない。できない。どうでも いい。


 2010年の5月に京都市にきた。もう、2013年なんだから おどろきだ。京都で うまいこと しごとをしている。愛知県にも しごとに いっている。給料もまあ、満足できるほど もらっている。貯金をするという習慣がないので、貯金はゼロ。そもそも貯金する必要を 感じていない。


 京都にきて、いろんなところに旅行した。滋賀、岐阜、福井、石川、静岡、新潟、福島、仙台、和歌山、島根。


 しらない まちを あるくのは たのしい。とりあえず、駅を おりて、その周辺を あるきたおす。それだけで満足。ふうん、こんなかんじなんだ。なるほど。そんなふうに。
 ホテルを 予約するという習慣もないので、いやでも あるきまわることになる。2倍 お得。得してない。


 浜松駅を おりて、ああ 一度 このまちに すんでみたいと おもった。なんとなく。


 あちこちにいって、とりあえず温泉に つかってということを くりかえしているので、1年に 何度 温泉に いっているか わからない。


 こうしてみると、ぜーたくな ぐーたら生活をしている。ありがたいことだ。


 最近は 一度 みた映画を もう一度 みたいと おもうことが ふえた。山口市内を また 自転車で ぶらぶらしたいなとも おもう。けれども、ただひたすら しらないもの、しらないところを みていたい気がする。わたしは自由だ。ありがたいことに。


 2月は 台湾に いきたい。


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