hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

『僕はラジオ』

 知的障害が あるらしき青年と アメフトのコーチ、高校生の交流のはなし。内容については、検索するなり映画を みるなりしてくださいまし。


 映画の つくりかたとしては、いかにもハリウッドというかんじ。セリフや演出に いちゃもんをつけることは、たぶん かんたんにできる。でも、そうしたくはないなと おもった。


 それは、ものすごく根本的なところで、わたしは「この映画のなかにいる」と 感じられたから。


 映画を みていて、ずっと職場の利用者さんを おもいだしていた。なぜか、特定の ひとりを。すきなんですよ。たまらないほどに。こちらが どんな状態だろうと、いっしょにいるだけで ふきだしてしまうような、そんな ひと。たのしい ひと。


 ものすごく ないた。


 この映画は、「ともに いきる」ことを えがいている。けれども、この社会は 排除で あふれている。それを おもって、もっと ないた。


 たのしいことを おもいだして わらってないて、それでも わすれてはいけないことを おもいだして、もっと ないた。