2007年の4月から福祉の しごとを はじめたは いいものの、とつぜんのことで、なにが なんだか わからないわけです。社会福祉の本なんて、あんまり もっていなかったし、いまでも そうです。障害についての本は たくさんあっても、「福祉」という くくりのものは、いまだに きちんと よめていません。
そんななかでも たのしく よめているのが、三好春樹(みよし・はるき)さんによる老人介護についての本です。『ブリコラージュとしての介護』(asin:4876721122)は名作ですね。いまは、共著の『リハビリテーションという幻想』(asin:4876722269)を ほとんど よみおわったところです。こんど紹介しましょう。
ずっと、かんがえなくては いけないと 感じてきたことがあります。いうなれば、「福祉を めぐるキーワード」です。軸となる論点と いいますか、といなおす必要があるものです。それを ここにメモしておきます。これから ゆっくりと、かんがえていきたいと おもいます。いくつかは、おもいもしないところからヒントを いただきました。
- 自立って なんだろう。
- 個人主義というもの。
- 支援ということ。
- 地域って なんだろう。
- 居場所を つくる。
- 個別支援とソーシャルワーク。
- わかるということ。
- 具体的に であう必要性。
- 許容範囲を ひろげる。
- 価値観を つくりなおす。
- わけあう。
まとめると、いかに共産主義的に いきるか。それに つきます。この社会が 資本の論理で うごいていることは、もちろん わかっています。「共産思想は 時代おくれ」だと いわれると、そうかもしれません。というか、「時代おくれ」というのは否定的な意味を もつとは おもいません。おくれることを、おそれてはいけないのです。
この資本主義の社会で、いかに共産主義的に くらしていくか。それを、協力して、意見を だしあって、つくっていく。地域を つくるのです。それが地域福祉というものでしょう。