hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

漢字を おしえるときの参考に

「だれかに、漢字を おしえる」。そういうことも ありますよね。そのとき、自分の中の指針と いいますか、方針というのが あれば いいですよね。

さて、どうしましょうか。


そんなとき 参考にしていただきたいのが、『バツをつけない漢字指導』という本です。この本に かいてあることを すべて実践できなくても いいんです。よんでおくだけでも いいのです。とっても参考になると おもいます。

小林一仁(こばやし・かずひと)『バツをつけない漢字指導』大修館書店、1998年。

たとえば、漢字の筆順の問題。あれって、やっかいですよね。この本には「筆順をどのように とらえ、どのように おしえるか」についても、くわしく かいてあります。


漢字って、カタチが複雑ですから、バツをつけようと おもえば、いくらでも つけることが できます。けど、「わかるか どうか」を重視するならば、漢字は けっこう いいかげんに かいても、つたわることが あるのも事実です。もちろん、漢字が苦手な ひとには、余計むずかしいでしょうけどね。だから基本的には「てがき」より、パソコンを つかったほうが いい。けど、それが むずかしいことも ある。


ちなみに、各方面で漢字教育や漢字学習に苦労している ひとたちの「なげき」を、「漢字という障害」という論文で紹介しました。あわせて ごらんください。