hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

「外国人」と医療についての本。

 2010年 3月に でた本に『外国人をめぐる生活と医療』というブックレットがある。ほかにも いくつか本がある。手もとにある本と検索して みつけた本を まとめてみる。あたらしいものから ならべる。


 医者の視点によるもの、NGOの とりくみについてのものの2種類がある。


 なまえは「入国者管理センター」、じっさいは「外国人収容所」の「入管センター」は、とじこめられることによるストレスと不安、ずさんな医療によって、被収容者を おいつめ、からだも こころも ぼろぼろにしている。
 ねむれない、足が いたい、頭が いたい、おしっこが でない、生理が とまった、目が いたい…。


 在留資格? そういうものが ないからといって、人間を どこまで くるしめるのか。


 「仮放免(かりほうめん)」で自由になっても、「就労できない」「国民健康保険に加入できない」。再収容されることもある。


 そういった現実のなかで、いのちを 保障するための活動がある。



 そのほか 関連する本を いくつか。


 わたしの研究分野(社会言語学)でも、言語権やコミュニティ通訳という視点から「外国人」の医療が注目されるようになってきた。重要なのは、たんに「ことばの問題」を とりあげるだけでなく、不安定な状態におかれた「外国人」の生活、社会保障を かんがえることだと おもう。


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