たとえば、わたしは詩人。
それなら、わたしの文章を よむ。そんな あなたは 演奏家。
なにを しようと、なにを かんがえようと、わたしたちは。いつでも どこでも芸術家。ここも あそこも舞台です。すべて、エンターテイメント。そして すべてが ドラマなの。
だから、さあ。たまには、芸術家としての こころがまえを。
わたしたちは、いつでも どこでも芸術家。なにを かたろうとも、なにを うたおうとも。
さあ!!
- 芸術家は、他人を 尊重しても、だれかを 尊敬したりは しないものよ。
- かんたんに 自分を 他人に ゆだねたりは しないものよ。
- あたしを だいてなんて、芸術家の せりふじゃないわ。
- 芸術家は 「いいとこどり」。
- 芸術家は エゴイスト。
- 他人は、みんな あたしが たのしむためだけに存在するの。
- わたしたちが ここにいるのは、たすけあい、わかちあうため。
- だって、ひとりずもうじゃ たのしくないもの。
- エゴイズムを 否定するなんて ばかげているわ。
- だって、そうでしょう?
- がりがりの エゴイズムから うまれたものでなくて、なにが あなたを ひきつける?
- わたしに 必要なのは、みにくいくらいの エゴ。
- あきれるほどの エゴイズム。
- さあ、自分を 愛して。
- たのしむのよ。
- ひとしきり ないたら、けろっと わらって。
- 後悔なんか しないで。
- こわがらないで。
- ヤジに アジられるくらいでなくて、どうするのよ?
- けど、そうね。
- あたしだってそう。こわいのよ。
- けど、こわがってばかりじゃいられないわ。
- みんなに、エゴイズムで おかえしするの。
- それが 芸術家の流儀だわ。
- だって、共感したいじゃない。
- そして、かんたんに 共感なんかできないの。
- 両義的だなんて いわなくても いい。当然のことよ。
- わたしたちは いつも ひとりで、けっして ひとりなんかじゃないの。
- エゴイズムは、いつも とじていて、そして同時に ひらかれているの。
- さあ!!
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