感情が ぐるぐる まわって、どうにも あたまが まわらない。
ふと おもいだされる不愉快な記憶。
くやしくても、つい がまんしてしまった、不愉快な記憶。
ゆるせなくても、とちゅうで だまってしまった不愉快な記憶。
どうして おもいだしてしまうのだろう。どうして むきあってしまうのだろう。あいてにする価値などないのに。むきあう必要などないのに。もはや、信頼することなど ぜったいに できないことなのに。
さらりと わすれてしまえるなら、なにも 気にせずに いられるなら、それなら らくかもしれない。くだらない論理を もう一度 みつめて、あらためて にがわらい。もう わすれよう。
うてば ひびく。ひびきあう。それが いい。それで いい。そうしたい。