hituziのブログじゃがー

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断水から水問題へと

旅行記のつづきであります。

◇おのみちで宿にとまる予定だったのだが、んー、うみの景色があんまりー。だって島がみえてて、みはらしよくないしー。と、わがままを。移動してみるのじゃーと、西にむけて出発。無意味に途中下車しながら。

◇で、安芸川尻(あき かわじり)で電車をおりて、ぶらりと散歩してみる。んー、ここは国立公園の山があるみたいだけど、海のへんはなんにもないなー。民家だけかー。そりゃそうだわなーと。

◇なんか近所のひとたちが あつまってるわー。なんだろーとみてみると、いろんな容器を持参して臨時給水所で水をくんでいるのでした。そうです。断水してたのですよね。きこえてくる会話も、水洗便所だと大変だとか、ポリタンクがよくうれるだとか。

◇夜もふけてきたので、都会で宿をさがすかーと、呉(くれ)まで移動。あ、大和ミュージアムって呉なのか!(笑)。これはいってみよう(うふふ)などと ほくそえむ。『男たちの大和』ってみてないけど、なんか撮影でつかった戦艦大和が しばらく おのみちに展示してあったのですよね。展示とゆーか。

◇あやしいビジネスホテルをみつけたので、とまってみた。んー、ふつー。地元のニュースでも断水のことがたくさん。ホテルは水がでるとはいえ、ここは節約しとこうと、それなりに自粛してみた。

◇水道の水がのめるだとか、シャンプーとリンスをつかわずにお湯だけで髪をあらってもギシギシしないだとか。日本の水道水は、なかなか質がよい。最近では、日本でも水をかう=ミネラルウォーターをのむという習慣が定着してきた。けれども、これはゼータクであって、かわねばならん必要があるというわけではなさそうだ。ん、東京・大阪の水は のめないのか? いや、のめるはずだ。しらないけど(笑)。

◇水は、からだにとりいれるものとして、また、からだや生活環境を衛生的にたもつのに必要なものだ。いわゆる開発援助でも、水を確保できるようにするのが主要課題のひとつといえるだろう。

世界の貧富の格差は、水の供給量と使用量にも反映している。水にまつわる世界の権力関係をみてみる必要がある。

◇きょうは、文献をたくさんラレツすることにしよう。発行年だけ明記。で、新書にかぎって新書名をしるしておく。

1994『水の環境戦略』岩波新書
2000『水不足が世界を脅かす』。
2001『世界水ビジョン』。
2002『ウォーター 世界水戦争』。
2002『水をめぐる危険な話-世界の水危機と水戦略』。
2002『水のリスクマネージメント-都市圏の水問題』。
2003『「水」戦争の世紀』集英社新書
2003『ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって』。
2003『ウォーター・マネー』。
2003『水をめぐる人と自然』。
2003『アメリカ西部の水戦争』。
2003『地球の水が危ない』岩波新書
2003『水ハンドブック-循環型社会の水をデザインする』。
2004『ウォーター・ビジネス』岩波新書
2004『世界の“水”が支配される!-グローバル水企業(ウオーター・バロン)の恐るべき実態』。
2005『環境の世界地図』。

もっとありそう。