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『ル・オタク-フランスおたく事情』

清谷信一(きよたに・しんいち)、KKベストセラーズ、1998年。
「右開きか左開きか永遠の大問題」ってのがあって、かってみました。

フランスでトンカムって会社が日本のマンガを訳して出版していて、日本のマンガ本と「同じサイズで右開き」なんだそーだ。「日本に根付く右開きの文化を、あえて左開きにする必要はないと。…中略…左開きにすれば絵が裏返しになるし、バランスも悪くなりますからね」(112ページ)。

なるほど。オタクのこだわりですね。「オリジナルに忠実に」って やつね。

「日本のマンガは教育にわるい。みんな左ききじゃないか!」なんて はなしも あるよね。
左きき差別については、大路直哉(おおじ・なおや)さんの『見えざる左手』三五館、1998年をごらんあれ。

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