hituziのブログじゃがー

ツイッターは おわった。もっぺんブログの時代じゃ。

つながらない日々・2

あれは半年まえに さかのぼる。はやいものだ。ブロードバンドが とめられてしまったのが4月の中旬(「つながらない日々」)。これで3回めだったのね。さっぱり学習していませんこと。おほほ。

きょうは やすみだったので うろちょろしてみた。おー。ハベリというカフェは こんなとこにあるのかとか。カジュアルダイニング梵[ぼん]って おいしいのねー、とか。ハベリは こんどだな。

万歩書店の本店よこにブックオフができてた。まえから だっけな。どろどろスープでチャーシューがうまかった金八ラーメン[きんぱち らーめん]が つぶれて ちがう店になってた。あったまろうと おもったのに。

あさから はなかぜ、いや、ここ数日か。あきかぜをなめていた。あいかわらず うすぎで ぶらついてしまった。反省。

おかいものは、マンガ:◆山本直樹(やまもと・なおき)『安住の地』1、2巻。『ビリーバーズ』のつづき、でもある。あいかわらず しめくくりが うまい。ふつーにエロマンガなのに。あれ、ふつーでもないか。そんなん しらん。◆松田洋子(まつだ・ひろこ)『薫の秘話』。ではじめだけ よんだけど、やばい。すきだ このキャラ。◆こうの史代(こうの・ふみよ)『夕凪[ゆうなぎ]の街 桜の国』。かってみた。「ゆうなぎ(夕凪)」なんて よめねーよー。

音楽CD:小谷美沙子(おだに・みさこ)『i』。うわー、このアルバムすげえ いーやん。

古本:◆永江朗(ながえ・あきら)『メディア異人列伝』。休刊した『噂の真相』に連載してたやつね。あれ? こんなにも おいしい人選だったの、これ。おもしろいや。連載当時から すきだったけどもね。◆ジャック・アダ『経済のグローバル化とは何か』。わたしには めずらしい本かも。グローバル化とか、開発援助とかって識字と関係してるからねー。関係してるのは、なんでもそうだけど。◆飛田茂雄(とびた・しげお)『いま生きている英語』中公新書。こんな本あったっけ、と おもったら1997年の本。それなら しらなくても不思議ないわな。マメ知識をしいれるために。◆デイヴィッド・エルキンド『ミスエデュケーション-子どもをむしばむ早期教育』。わるくないかも。

新刊本:◆津田幸男(つだ・ゆきお)『英語支配とことばの平等-英語が世界標準語でいいのか?』。津田さんも多作ですわね。やはり英語 対 日本語という図式で、日本語のもつ権力性にも注目しようという気配がない。津田は「コミュニケーション権」ともいっていて、それは「「言語権」「文化権」「情報権」からなり、この3つの権利は、「自由」「平等」「選択」の3原則により行使されるものと私は考えている」としている(236ページ)。英語帝国主義批判だけを検討するのなら、おすすめできる本。わかりやすく かいてある。◆村松秀(むらまつ・しゅう)『論文捏造[ねつぞう]』中公新書ラクレ。「なぜ防げなかったのか」って、それは ふせげないだろーーと おもうのだが。◆たみや ともか『左ききのたみやさん-哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』。かわゆく かいてあるが、これをどうよみますか? 「そっかー。大変なんだねー。」とかだったら………。ともかく、こういうアプローチはあんまりなかった(はず)。右ききのひとが よんでみることから、まずは はじまる。世の中をよくしていくことは気づくことからはじまる。

◆職場に搬入にきている業者さんで、いちばん いい仕事をする担当者さんが、じつは たいへんな読書家であることが わかった。「あべさん、さいきん気にいってる作家さんがいるんですよー」。(ん、作家というと小説家か。たぶんしらないひとだな)。「小熊英二おぐま・えいじ)さんっていうんですけど」。(は?)。きくに、『〈日本人〉の境界』も『単一民族神話の起源』も、『〈民主〉と〈愛国〉』も よんだという。全部よんだとのことだが、『清水幾太郎[しみず・いくたろう]』とかも よんだのかなあ。『日本という国』でしたら、わたしも かるく よみましたがねえ。ということで、『社会言語学』6号をおかいあげいただけることになりました。おたがい、意外なところで本のはなしができる相手ができたという(笑)。

にしても読書家さんて、ほんとよんでるよねえ。わたしは本はすきだが、とくに読書がすきというのではないしねえ。チェックするのは趣味だけど。

あー、はなみず とまらない。