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新刊紹介『調査されるという迷惑―フィールドに出る前に読んでおく本』

おもわず拍手しました。

宮本常一(みやもと・つねいち)/安渓遊地(あんけい・ゆうじ)『調査されるという迷惑―フィールドに出る前に読んでおく本』みずのわ出版

宮本さんの文章は、「調査地被害――される側のさまざまな迷惑」だけで、あとは、あんけいさんの文章。序章が「宮本常一先生にいただいた言葉」ですから、その敬意が うかがえます。

もくじを はりつけておきますね。

はじめに(安渓)
序章  宮本常一先生にいただいた言葉(安渓)
第一章 調査地被害――される側のさまざまな迷惑(宮本)
第二章 される側の声――聞き書き・調査地被害(安渓)
第三章 「バカセなら毎年何十人もくるぞ」(安渓)
第四章 フィールドでの「濃いかかわり」とその落とし穴(安渓)
第五章 種子島にて・屋久島からの手紙(安渓)
第六章 まぼろしの物々交換を知夫里島に求めて(安渓)
第七章 「研究成果の還元」はどこまで可能か(安渓)
引用文献
初出一覧
索引(フィールドでの指針として)


ああ、こうやって まとめられると、圧倒的ですね。

あんけいさんこそが、わたしに「シチメンチョウ(七面鳥)は すごかった」という経験をえるチャンスをくれたひとです。


こんなに すばらしい本が、税こみで1050円で出版されて、ほんとうに うれしい。

リンク:安渓遊地(あんけい・ゆうじ)さんのウェブサイト
リンク:みずのわ出版
リンク:みずのわ編集室はてなダイアリー