岡山大学の生協で本をかってきやした。
すでにメモっておいた本では、◆『証言の心理学』(→よみやすい良書)、◆『言説分析の可能性』、◆『知的障害者家族の臨床社会学』、◆『神と自然の科学史』。
あとは、◆見田宗介(みた・むねすけ)『社会学入門―人間と社会の未来』岩波新書。◆佐藤泉(さとう・いずみ)『国語教科書の戦後史』。
◆上原善広(うえはら・よしひろ)『コリアン部落―幻の韓国被差別民 白丁を探して』。韓国の本をペクチョン(白丁)で検索してみても『ペクチョンとキーセン』と『ファラン考、ペクチョン考、ノビ考』、大河小説の『ペクチョン』くらいしかヒットしないという現実があり、ペクチョンについては むしろ日本で出版された本のほうが たくさん あるんでないのかという印象をもっている。韓国で話題にしてみても、みんな しらないしね。ま、わかいひとは しらないか。本もね、もくじ検索したら もっと みつかるんだろうけど、そこまでの熱意をもって しらべていません。ペクチョンについては『週刊金曜日』で記事をみかけます。あとは、部落解放系の人権雑誌。
『コリアン部落』の著者さんは、『被差別の食卓』をかいた ひとですね。あらー、そっちは まだ かってないやん。わすれてた。肉食と差別が ひそかな研究テーマなのに(笑)。
◆尹載善(ユン・ジェソン)『韓国の軍隊―徴兵制は社会に何をもたらしているか』中公新書。これよんだら、『大韓民国は軍隊だ』(朝鮮語)をよもうかしらね。韓国に徴兵制がなかったら、もっと男性の ともだちが できたろうになーって おもいますですよ(笑)。兵役免除のひとばっかと仲よしだったりします。
◆そして、保苅実(ほかり・みのり)『ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』。2004年の本だというのがショックだが、ともかく、ありつけたことに感謝感激。本屋、図書館で みかけたら手にとってみてください。魅力にあふれた本ですわ。
◆山崎敬一(やまざき・けいいち)編『モバイルコミュニケーション―携帯電話の会話分析』と桜井厚(さくらい・あつし)編『戦後世相の経験史』も ほしかったけれど自粛。
グーグル:『ラディカル・オーラル・ヒストリー』