ハバネロは危険だ。なにが あぶないって、さわった手が「刺激物」になることだ。はだの敏感なところをさわってしまおうものなら、ひりひりしてしまって いたくてしかたがない。つたわる表現か わからないが、「あおい からさ」がある。
パスタのほかに、ハバネロどんぶりをつくってみた。ニンニク、ベーコンと野菜をいためてトマトを最後に。からいんだけど、さわやかで しかも、しつこくない からさ。けど、うまいとは おもわない(笑)。
ピザもつくってみた。配達系のピザ屋のメニューでよくあるピーマンのわぎりのようにハバネロをトッピング。よくばりな わたしは、具だくさんにしてしまうので、すでに内容は わすれたが、トマトソース、乾燥オレガノ、マッシュルーム、タマネギ、ゆでたまごのスライス、油で あげたナス、ハバネロ、ブラックオリーブ、チーズをトッピングしたように おもう。
たべて すぐ、「うわっ、からっ」と おもうのだが、たべてるうちに そうでもないなと感じてくる。ゆでたまご効果もある。トマトソースだったのもあると おもうが、どうもハバネロのからさはタバスコの味を連想させる。タバスコは べつに すきではないので、ちょっと微妙だ。
「ピザといえばタバスコ」という風潮は、イタメシ屋としては迷惑しているのではないでしょか。タバスコくださいという声は けっこうあるし、とりそろえておくべきという人もいるが、タバスコってイタリア料理の調味料ちゃうしみたいな。しょせん そんなもんだと わりきって要望に こたえていけば いいんだろうし、どんなふうに料理をたべようとお客さんの勝手だが、だからといって、料理する側の主体性をかろんじてもよいとは おもわない。職場ではオリーブ油とタカノツメでつくった からーいオイルを提供している。
ピザにハバネロいれたらタバスコの味になりましたよと店長に報告したら、うわ それは つかえんなあとのこと。まー わかるやね。お客さんうけは、わるくなさそうだけど。
てゆーか、あねーなもんを毎日さわりとーねーゆんじゃ。いてーばーじゃ。かれーばーじゃ。(=というか、あんなものを毎日さわりたくないって。いたいばっかりだ。からいばっかりだ。)
無意味に おかやま弁。
リンク:「タバスコ-ウィキペディア」