本をかって、ケーキセットをいただく。これぞ しあわせ。
本屋で あれこれ物色してるときは、「お? これ いいな」って おもってても、かってかえった本をみてみたら、たいして そそられる本じゃなかったりする。たまるだけの本。ちら見だけのための本。でも、まぁ よしとする。
今年 最後に かった本になるだろうから、メモっておこう。 ◇『現代思想-フリーターとは誰か』←なかなか力づよい文章が のってる。 ◇『ドミンゴ』創刊号。←辻信一(つじ・しんいち)さんたちによる「スロー(ゆっくり)」がテーマの雑誌。ゆっくり よもう。◇宮島喬(みやじま・たかし)『ヨーロッパ市民の誕生』岩波新書。←岩波新書でも「言語権」を論じるものが でてきたわけね。引用・参考文献に言語権を論じた文献が のってないのが残念。 ◇川端裕人(かわばた・ひろと)『クジラを捕って、考えた』徳間文庫。←題が気にいった。やまぐちに いたときは、ちょくちょく たべてたクジラ。反捕鯨/捕鯨推進の論理をしりたい。 ◇春日武彦(かすが・たけひこ)『私たちはなぜ狂わずにいるのか』新潮OH!文庫。←精神科医が かいた本。「病名」問題の参考になりそう。共感できる内容か どうかは まだ わからない。議論のヒントになるのは たしか。 ◇『文芸別冊 総特集 楳図かずお』。←『ユリイカ』の 楳図かずお特集は だいぶ前に かってあった。うめずさんは まさに奇才だ。代表作は全部あつめたい(まだ『漂流教室』くらいしか もってない)。
目についた本もメモしておく。 ◇本田成親(ほんだ・しげちか)『確率の悪魔―科学理論と現実のはざま』工学図書。←数字の魔力、数字をよみとる、確率では わりきれないもの、などをかんがえるヒントになりそう。科学論は おもしろいやね。 ◇西川純(にしかわ・じゅん)『「座りなさい!」を言わない授業―落ち着きのない子、大歓迎!』東洋館出版社。←「立ち歩きは悪か?」という問題提起。西川さんは『「静かに!」を言わない授業』って本も だしてる。こどもと むきあう姿勢があるんだろうな。
講談社現代新書に ひとこと。「あんなカバーは だせーよ。かう気なくなるっての。」←けっこう苦情が でてるみたい。
それでは来年も よろしくです。
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