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映画『デイジー』

やっぱり、映画はメリハリですよね!

おもうんだが、チョン・ジヒョンは、そろそろクァク・ジェヨン監督/脚本以外の映画に でてほしい。

『デイジー』はオランダでの撮影で監督はホンコンのアンドリュー・ラウ。脚本がクァク・ジェヨン。音楽が終始オーケストラなんだけど、うるさい。いかにも「これは映画音楽です」というかんじ。気になるなあ、こういうのは。

チョン・ジヒョンが おさえた演技をして、ラストで感情をぶちまけて「あわてて はしる」。そういう構図は既視感がある。だって『ホワイト・バレンタイン』だって『イルマーレ』だって そうじゃないですか。あのへんはクァク・ジェヨン監督とかじゃないけど。

でも、すきみたいな(笑)。だけど、これ以上は やらないでおくれ。

イルマーレ』も映像の色あいが きれいだったけど、『デイジー』もきれい。色彩に みとれられる映画はいいですわね。

僕の彼女を紹介します』に だいぶ失望したので、とにかく、今度はクァク・ジェヨンぬきで(笑)。『猟奇的な彼女』は、冗漫だったにせよ あれで よかったけど。なにあの、いきなり岩がごろごろ おちてきて…って。メリハリもくそもない。最後ひっぱりすぎだったし。『デイジー』もね、一般人がたくさんいるところで銃撃戦しようとするケーサツって設定は、むちゃくちゃですよ。そんなんだから、だれが死ぬのか わかっちゃったじゃねーかあ。みてる途中で冷静になってしまう映画は いけませんね。って、あんまり ほめてないな。そんなに たのしめなかったわけじゃないんだが。

劇場版『トリック2』を今年のうちに みるかな。