hituziのブログじゃがー

ツイッターは おわった。もっぺんブログの時代じゃ。

ウィキペディアはノートも みよう

中国のウェブ事情が、ちょっと大変なことになってますね。

まえから いろんな規制があること、検索エンジンへの介入などが指摘されてきましたけれど、グーグルも中国当局に屈したんですよね。自由よりもカネをえらんだというわけだ(「グーグル社、中国の検閲に同意」)。グーグルは、検索エンジンほか、いろんなサービスが充実してるぶん人気なんだけども、そのぶん もーけてるようですね。マイクロソフト社が批判されてきたように、グーグル社もこれから批判の対象になってくるでしょう。ヤフーもしかりですよ(「ヤフー社、「記者のメール情報を中国当局に提供」認める」)。マイクロソフト社については、「「MSのブログ検閲は中国政府より過激」著名ブロガーが批判」という記事が。

ま、国家権力の問題、巨大企業の問題を指摘するだけってのは、わたしの趣味ではございやせん。簡体字漢語版のwikipedia「六四事件」なんですけどね、「六四事件のノート」(漢語版では「討論」と表記されている)が わりかし おもしろい。ひさしく漢語学習は放置してきたので、頭のなかで音読はだいたいできる(発音はわかる)けど、意味がよくわからない部分がけっこうありますな。

「ちょっと非中立恐怖症なんじゃないか」とか「中立さってのを正確さに いいかえると、話がとおるんじゃないか」ってのは、おもしろい指摘じゃないですか。「正確でなければならないのは たしかに そうだけど、いつになれば明白になるのか」なんてことも かいてありますね。かなり意訳ですけどもね。

って、この「ノートの過去ログ」は長文でございますね…。よめるかいな。すごい暴言が まじってるけど(台独分子うんぬん(自主規制))、基本的には冷静な議論のようだ。共産党擁護と反共産党の対立みたいになってるのかな。「擁共と反共は意見のちがいなんだけど、一方は合法で、もう一方は非合法である」。「民主中国のほうが のぞましいのはそうだけど、問題は、わたしや あなたに選択権がないことなんだ」とかね。

これは、なかなか よませる内容になってますよ。ほとんどのひとには、「よめねーよ」ってはなしで ごめんなさいです。こうやってリンクをはっておいたので、わたしは じっくり よんでみやすよ。

グーグル:「中国 言論」
リンク:「中国大陸のネット社会」タカマサのきまぐれ時評