学部でカスティーリャ語(いわゆるスペイン語)の授業をうけていたときのこと。
めのまえに講師さん。
わたし:「くあーとろ」(とか、なんとか発声練習)
講師さん:(冷静な顔で、めをみて)「むいびえん」
わたし:(ん、「もーいっぺん」ってことか)「くあーとろ」
講師さん:(おなじくしずかに)「むいびえん」
→このやりとりを4回ほど。
わたし:「くあーとろ」
講師さん:「むいびえーん」(と、すこしおおきな声で教壇に移動しながら)
わたし:(あれ。「もーいっぺん」ちゃうやん)
→「むいびえん」は、「Muy bien」(=たいへんよろしい)でした。
しらないわたしは、ペキン語の「いーびえん」(=いっぺん)や、「もーいっぺん」などから連想したのです。アルゼンチン出身の講師さんが、そんないいかたするわけないか(笑)。
でも、そういうときって、とくに、おもいこんでしまったときって、わかんないものなのよね。台湾人のともだちも、おなじ かんちがいをしたそうだった。講師さんは、ちがうひとだったけど。
◆デンマーク映画で、『幸せになるためのイタリア語講座』というのをみつけました。おもしろいのかな。
◆アゴタ・クリストフ『文盲-アゴタクリストフ自伝』白水社をかってきた。ぱらよみしたけど、まあまあかな。