料理は一回きりのもの、だから おもしろい。
バイト先の店長は料理の本をよく かってるそうだ。「なにを参考にするんですか。レシピとかですか」と きいてみたら、「レシピは その通りに つくっても おんなじものが できるわけじゃないし、もりつけのセンスとか、料理のアイデアとかかな」と。なーるほどん。そりゃ そうよね。レシピのとおりに料理するってのも つまらないもんだ。自分のセンス、このみをすこしも つけくわえずに そのまんまってのはねぇ。だから、わたしも○○をなんグラムとか かかないし、だいたいが かけない。いっつも適当に やってるから。それが たのしいもんね。ただ発想とか、だいたいの手順を参考にするためのものよね、レシピは。でも、料理店のメニューってもんは、いつもいつも味が ちがうんじゃ、こまっちゃう。だから分量をきめて やるわけだけど、あれはレシピというよりマニュアル。そして もちろん、マニュアルの とおりにしても、結局は微妙に ちがうものが できる。そもそもレシピの歴史って いつから あるんだろうかと ちょっと かんがえてみた。ググってみよう。→ 「レシピの歴史」
おおお! 「言語学から見た料理レシピの歴史」って どんなんだろ。「Johannes Schwitalla教授を囲む語学コロキウムのご案内 」
文字は思考をしばるって話があったと おもうけど、レシピがあることで かえって料理の発想が まずしくなるような人は、そもそも料理に むいてないのかもしれない。それも まぁ料理には ちがいないけれどもね。「レシピの歴史」なんて本ないかしらね。おもしろそうだわ。