hituziのブログじゃがー

あべ・やすし。最近は ツイッターばー かきょーる。

せきこむ ひとの そばで。

 京都で 介助の仕事を するようになって、もうすぐ 6年になる。まあ、いろいろあるわね。


 ほかの介助者が していることを みていると、「わたしは やらないなあ」ということがある。たとえば、せきこんでいる ひとの背中を さする。わたしは しない。意味が ないように おもえるから。さすったら ましになるとは おもわないから。なります? どうだろう。


 せきこんでいる ひとの そばで、なにもしない自分、というのも、なんだか きまずいというか、よろしくないように 感じてしまう。そういう感情はある。なにもしないのか、と。



 で、最近 わかったのは、せきこんでいると、体ごと うごいてしまって、それが いちいち反動として しんどそうだということ。だから、そういうときは 背中に 手のひらを あてて、ささえることにした。反動が やすらぐと、ちょっと 楽だろうから。ちょっとは ましだろうから。


 こういうのは、たぶん、おたがいにとって いいこと。わたしも、自分のことを 冷淡だなんて おもわなくて すむ。意味のあることを していると 感じられる。そのひとも、ちょっとは楽になるだろう。よかった。