ずっとまえから戸籍制度の問題について、長文を かきたいと おもっているのですが、いまだに かけていません。ふがいない。まずは、文献案内を かくことにします。本とウェブに公開されている論文などを 紹介します。まだ よんでないものばかりですので、みなさんと いっしょに よんでいきたいと おもいます。よろしく おねがいします。
なお、戸籍制度は、ちょっと しらべてみるだけで、やめるべきものだということが わかります。ですから、どれか ひとつだけでも よんでみてください。
戸籍制度についての本
- 佐藤文明(さとう・ぶんめい)『フォー ビギナーズ 戸籍』現代書館
- 佐藤文明『戸籍が見張る暮らし』現代書館
- 佐藤文明『戸籍がつくる差別』現代書館
- 佐藤文明『戸籍うらがえ史考 戸籍・外登制度の歴史と天皇制支配の差別構造』明石書店
- 佐藤文明『プロブレムQ&A 戸籍って何だ』緑風出版
- 佐藤文明『ウーマンリブがやってきた―70年代・目覚めはじめた男たち』インパクト出版会
- 榊原富士子(さかきばら・ふじこ) 編『女性と戸籍 夫婦別姓時代に向けて』明石書店
- 針間克己(はりま・かつき)ほか『プロブレムQ&A 性同一性障害と戸籍 性別変更と特例法を考える』緑風出版
- 榊原富士子 編『戸籍制度と子どもたち』明石書店
- 大田季子(おおた・としこ)ほか『戸籍・国籍と子どもの人権』明石書店
- 坂本洋子(さかもと・ようこ)『法に退けられる子どもたち』岩波書店
- 戸籍と天皇制研究会 編『戸籍解体講座』社会評論社
- 婚差会 編『非婚の親と婚外子 差別なき明日にむかって』青木書店
- なくそう戸籍と婚外子差別・交流会編『なくそう 婚外子・女性への差別』明石書店
- 二宮周平(にのみや・しゅうへい)『新版 戸籍と人権』解放出版社
- 遠藤正敬(えんどう・まさたか)『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍―満洲・朝鮮・台湾』明石書店。
- 遠藤正敬『戸籍と国籍の近現代史―民族・血統・日本人』明石書店。
- 遠藤正敬『戸籍と無戸籍―「日本人」の輪郭』人文書院。
- 山崎ナオコーラ(やまざき・なおこーら)『この世は二人組ではできあがらない』新潮社。
このように たくさんあります。ここでは、『戸籍解体講座』の もくじだけ紹介しておきます。
象徴天皇制にとって戸籍とは何か
戸籍制度と在日朝鮮人
戸籍制度と部落差別
戸籍制度と女性差別・婚外子差別
家族・戸籍・障害者
「差別システム」としての戸籍
戸籍制度についての論文(PDFの全文あり)
- 井戸田 博史(いどた・ひろふみ)「戸籍用紙「族称欄」族称文字の削除」
- 大島 佳代子(おおしま・かよこ)「戸籍事務と国家賠償」
- 若尾典子(わかお・のりこ)「日本の戸籍制度と女性差別」
- 久貝良順(くがい・りょうじゅん)「戦後沖縄における法体系の整備 : 登記簿・戸籍簿を含めて」
- 奥山恭子(おくやま・きょうこ)「親子関係確認訴訟と戸籍・国籍との錯綜 : 「推定の及ばない嫡出子」出世届方式の問題性」
- 奥山恭子「戦後沖縄の法体制と戸籍の変遷(1)」
- 星野澄子(ほしの・すみこ)「戸籍制度とジェンダー」
ウィキペディアにみる「戸籍制度」
戸籍の問題についてのブログ記事
戸籍についての関連リンク
- 佐藤文明のホームページ
- 国際家族法資料集|奥田安弘|中央大学法科大学院
- 「戸籍というなくすべきもの」 (「別姓のことだけ考えているわけじゃないんだよ」の6章)
- 「戸籍制度と住民票」 (グローバル市民権の会)
- 「戸籍制度」(水野紀子(みずの・のりこ))
- 「国連女性差別撤廃委員会、戸籍続柄差別記載の撤廃を勧告」
わたしは、戸籍制度の改善ではなく、戸籍制度の廃止を のぞみます。